ミノキシジルの副作用、効果。3ヶ月で本当に生えるの!?

2013.09.18 | 育毛剤

ミノキシジルとは?


AGA治療において欠かせない存在のミノキシジル
ミノキシジルとはAGA治療の育毛剤に配合されている成分のことです。
現在アメリカをはじめ、多くの国で使用されています。

ミノキシジルは1980年代に製薬会社、ファルマシア・ジョン社(現ファイザー社)によって開発され、脱毛症の薬として世界で初めて認可されました。

もともとは血管を拡張して血圧を下げる薬として、アメリカで使用されていた薬でした。
ところが血圧を下げるために薬を飲んだ患者に発毛効果が認められたため、
脱毛症の治療薬としての研究が開始されたのです。

気になる安全性ですが、アメリカ食品医薬品局(FDA)(食物・医薬品の販売許可・安全性を調べる機関)で脱毛症治療薬として認可されています。

また日本皮膚科学会では育毛の効果において、
ミノキシジルを5段階評価で最も高いA評価に指定しており、

プロぺシアと並んで現段階で最も推奨される治療法であるとしています。

ミノキシジルの代表的な育毛剤

ミノキシジルの育毛剤には外用タイプと内服タイプがあります。

外用タイプ

頭皮に直接薬を塗る外用タイプでまず挙げられるのが、
元祖ミノキシジル育毛剤の「
ロゲイン」。
ロゲインにはミノキシジルの濃度が2%のものと5%のものがあります。

日本では「リアップ」が有名です。
1999年に大正製薬が日本初のミノキシジル配合育毛剤として発売し、
大ヒットしました。

リアップには1%のミノキシジルが含まれています。
2009年にはミノキシジル配合量が5%の「リアップ×5」も発売され、多くの人に使用されています。

外用タイプは皮膚に直接塗って浸透させるので、
男性ホルモン「
ジヒドロテストステロン(DHT)」の影響を受けやすい生え際には
高い効果が出にくい
という点がデメリットと言えます。

しかし、気になる部分を集中的にケアでき内服タイプ比べ副作用の心配が格段に低いことがメリットです。

内服タイプ

次に、内服タイプにはどんな特徴があるのでしょうか。
これらは錠剤タイプの育毛剤で、ミノキシジルを1粒につき5mgまたは10mg含んでいます。

代表的なものは「ミノキシジルタブレット」です。
これら飲むタイプのミノキシジルは体内に直接成分を取り込むため
直接頭皮に塗るタイプよりも発毛の効果が高く、
生え際にも効果を発揮します。
しかし、効果が高い分副作用のリスクも高いことを知っていなくてはいけません。


内服タイプは手軽で効果も高く、魅力的ですが、副作用が心配されます。
ミノキシジルを使用するなら、まずは塗るタイプから始めるのが無難でしょう。

ミノキシジルはなぜ薄毛に効くのか?

ミノキシジルが抜け毛・薄毛に効果的である理由は、
頭皮の血行を良くする働きがあるから」です。

毛根は健康な髪を育てたり、発毛に必要な酸素や栄養素を血液から受け取っています。
したがって血のめぐりが悪くなると髪に十分な酸素・栄養が届かなくなり、
丈夫な髪が育たなくなりますし、脱毛の原因になります。

ここで注目されるのがミノキシジルの血管拡張作用です。
ミノキシジルを頭皮に塗ることでその部分の血管が一時的に拡張し、血行が良くなります。
そのため酸素・栄養素が髪に行き届きやすく、健康な髪を育てることができるのです。

頭皮に栄養を届けてくれるので、発毛だけでなく、髪質を健康なものにしてくれるという効果も期待できます。

ミノキシジルの副作用

薬には副作用がつきもの。ミノキシジルは発毛効果が高い分、
その副作用についてもしっかり理解しておくことが大切です。

塗るタイプのミノキシジルで最も多くみられる副作用は、頭皮のかゆみです。
また頭皮の炎症やかぶれ、フケも副作用として確認されています。

しかし、これら副作用の発症率は利用者の10%未満
また症状はいずれも弱いものであるため、あまり心配はいらないでしょう。

副作用の懸念が大きいのは内服タイプ。
ミノキシジルタブレットなどの飲むタイプでは、副作用のリスクが高いことが分かっています。

ミノキシジルはもともと血圧を下げる薬であったことから、
胸の痛み、動悸など心臓に関わる副作用が確認されています。

また内服の場合、体内から成分が全身に作用するため、体毛が濃くなるという副作用もみられます。

また飲むタイプは発毛の効果は高いのですが、体に耐性ができやすく、次第に効き目が薄れていくことがあります。
副作用が懸念される内服薬を使用する場合は、医師に相談してからが安心です。

ミノキシジルはもとは血圧の薬だったので、血圧に異常のある方は特に注意が必要。
心配な方は使用する前に医師に相談したほうが良いでしょう。
 

ミノキシジル・Q&A

●プロぺシアとは何が違うの?

簡単に違いを分けると、
プロぺシアは抜け毛を抑え、
ミノキシジルは発毛を促進する
と言えます。

●プロぺシアと併用したほうが良い?

ミノキシジルはプロぺシアと併用したほうが効果が高いということが分かっています。

ミノキシジルは発毛に効果がありますが、
脱毛の直接の原因・男性ホルモンに働きかける作用はしないと言われています。
あくまでも血行を良くして髪に栄養を運びやすくする作用を得意としているのです。
ですので男性ホルモンに直接作用するプロぺシアと併用することが理想的です。

●初期脱毛って?

ミノキシジルを使用し始めて2週間程度で、抜け毛が普段より多くなることがあります。

これは「初期脱毛」といって、新しい毛が生えるための準備として古い毛が抜け落ちる現象なのです。
ただし2週間以上続いても治まらない場合は、医師に診てもらうようにしましょう。

●どのくらいで生えるの?

通常1~3カ月ほどで効果が出ます。ミノキシジルを使用することで血流を良くして発毛を促しますが、
それにはある程度の期間継続しなくては効果が出ません。

新しい髪が育つサイクルには個人差がありますが、4カ月継続して効果が出ないなら
AGAではない、体質に合わない等の可能性が考えられます。

●女性も使っていいの?

ミノキシジルは女性の抜け毛・薄毛にも効果があるとされています。

しかし女性の場合多毛症など副作用が懸念されるため、
女性用の商品にはミノキシジルの配合量は少なめになっています。
また妊娠中・授乳中の女性は胎児・乳児への影響が懸念されるので避けるようにしてください。

まとめ

抜け毛・薄毛には、プロぺシアとミノキシジル、この2つを併用すると最も効果が高いと言われています。
また、ミノキシジルは塗るタイプと飲むタイプがありますが
副作用、体への影響を考慮すると塗るタイプが圧倒的に安心です

「プロぺシアで抜け毛を抑えて、ミノキシジルで発毛を促進する。」
このダブルのパワーで発毛効果をより実感できるでしょう。

→ プロぺシアの効果・副作用は?抜け毛・薄毛に悩む男性78%に効果が!

 

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