・・・もしかして加齢臭!?すぐわかる原因と、すぐに出来る対策を!
2014.10.28 | ボディケア
若い時には汗をいっぱいかいた後でも匂いなんかしません。
それがだんだんと匂うようになり、急に振り向いた時にどこからか匂いがした、服に付いている体臭がきつくなった、枕が匂う。
そんな経験ありますか?
・・・加齢臭かもしれません、避けることのできない加齢臭!
実は避けられるのです、その方法をご紹介しますね。
加齢臭の原因は?
そもそも加齢臭とは何か?原因は?ということから。
毛穴には皮脂腺というところがありそこから皮脂が分泌されています。
皮脂は水分とバランスをとっていて肌の潤いを守っているのです。
この皮脂が酸化・分解されることによって「ノネナール」という匂いを発生させるのです。
これに加えて活性酸素も原因となっていて身体を酸化させていく活性酸素はある程度除去されるのですが年をとるにつれて除去される活性酸素が少なくなっていってしまうのです。つまり「加齢」によって除去できなくなって活性酸素によって皮脂が酸化してでる「臭い」ということです。
1. 身体を清潔に
皮脂腺は全身にあるのですが集まっている場所があります。
有名なのが耳の後ろや脇などですが実は全身の皮脂から加齢臭はでているのです!
耳の後ろや脇は湿っていることが多く雑菌が繁殖しやすいため加齢臭に加えて相乗効果で匂いが強くなってしまいます。
不潔になりやすい場所は常に清潔にしておくことを心がけてください。
こまめに拭き取ることができればいいですが仕事中となると難しいですね、そういう時には加齢臭消臭肌着などの販売がされています。汗をかいたまま蒸れたりしないように吸湿速乾効果があるものなどです、最近は色々な種類がでているみたいですよ。
2.洗いすぎも注意
清潔=洗浄ではないのです、洗浄力が強すぎるとお肌の乾燥を引き起こします。
乾燥が強くなると「潤いが足りない!」と身体は認識します。
お肌の潤いは細菌などから身体を守るバリア機能なので乾燥は思いの外ピンチな状況なのです。
そこで肌の表面に水分を補充するような働きかけをするのですが補充する水分がない!
そんな時には水分の変わりに「皮脂」を分泌させてしまうのです。
過剰な皮脂は冷えて固まって汗の分泌を抑えたりすることがあるので悪循環。洗浄力はマイルドなシャンプー、石鹸を仕様しましょう。
3.「草食男子」は匂わない?
匂いの材料になるのが肉などの動物性脂肪と酸化を促進するのがアルコール・タバコなどです。
野菜や魚中心の食生活に整えることで予防することができます。
魚の油はいいの?という疑問がわきますがお肉の油は冷えるとかたまりますが魚の油は冷えても固まることなくさらさらとしたままです。
これが血液の中で起こっていると想像してみてください。高脂血症からいずれ動脈硬化、脳卒中などを引き起こすでしょう。
少し飛躍しましたが魚の油は水と馴染むことができるので油だけが酸化することがないんです。
4.ストレス
ストレスが加わると運動をした時の汗とちがって少し粘度のある汗がでます。
毎日じゃないけど少しツンとした匂いが服に染み付いている時などは何かストレスを受けた時。
流れにくい汗はその場所にとどまって雑菌を繁殖させます。不衛生になり匂いが発生、体臭との相乗効果で匂いがきつくなるのです。
ストレスを感じるなというのは無理なことですが避けられるストレスは避けてください。
睡眠不足、通勤ラッシュの人混みなど自分の行動を変えることで減らすことのできるストレスもあるのです。
5.洗濯も大事
シャツの襟や袖口に黒ずみがあるままシャツを着ている人!注意です。
皮脂は油なので水には溶けません。普段の洗濯では落ちにくく皮脂が残ったままの服を着て皮脂を重ね雑菌やダニの餌を増やしているのです。
着ている時は体温で温まっていますので脱いだらぬるま湯で襟や袖口の汚れをおとして洗濯しましょう。
もちろん生乾きも雑菌繁殖の原因になります。衣類の消臭は太陽光での消毒が一番です。
6.香水は逆効果
香水を使って匂いをごまかす人がいますがそれは逆効果、人を不快にしてしまいます。
香水は香料とエタノールなどを混ぜてつくってあり加齢臭は油、混ざり合うことはありません。
どうしてもという場合は匂いの強いものではないものを選びましょう。
最近では食の多様化や欧米化、不摂生な生活を送る人が多いことで30代や時には20代の男性にも加齢臭が発生することがあります。
「あの人、若いのに加齢臭でている」なんて思われたくありません!しっかり予防をしながら対策をとりましょう。
生活を見なおしても匂いが気になる場合は歯磨き粉や石鹸など加齢臭対策グッズもたくさんあるので色々試してみてくださいね。