乳液と化粧水はどのように使い分ける?両方使うのが良い?
2014.11.16 | フェイスケア
肌の保湿性やきめ細かさを助けてくれる乳液と化粧水。
それぞれどのような使い方が適切といえるのでしょうか。
なんとなくイメージでは、乳液はしっとりとした肌を生み出し、化粧水はさっぱりとした使い心地というのが印象としてあるかもしれませんね。
どちらもそれぞれの効能があって両方使用している方も多いのではないでしょう。
基本的に両方使うという考え方で間違いではありませんが、本来なら肌の状態や肌質によって使い分けるのがベスト!
まずは化粧水と乳液でそれぞれ、どのような役割があるのかみていきましょう。
化粧水の役割は保水性を高めること!
化粧水がもたらしてくれる役割はなんといっても、肌の水分量を増やしてくれるということです。
一般的なものでは、アルコールやグリセリンが配合されていて、保湿力を高めてくれる効果が期待できます。
最近ではそこにプラスしてセラミドやアミノ酸、ビタミンなどが配合された整肌剤としての役割も期待できる化粧水も販売されています。
これらの成分が入っていると毛穴を引き締め、シワ対策にもなって紫外線によるシミやソバカスを防ぐ役割も期待できます。
乳液の役割は保湿性をキープすること!
肌の水分量を高めてくれる化粧水と比較して、乳液は化粧水には入っていないような鉱物油やオリーブ油などが含まれていて、よりしっとりとした感触も兼ね備えています。油分が多いので、化粧水に比べて水分を保持する時間が乳液の方が長いと考えられます。
ただし、乳液はつけすぎるとニキビや皮膚炎の原因にもなりかねませんので、適量使うことをいつも心がけるようにしましょう。
乳液の油分が毛穴を防ぐケースも考えられますので、塗布する量には気をつけたいところです。
結論としては、両方使うのが良い?
両方使う場合、まずは化粧水を使用して肌に水分量を浸透させて、そこから乳液を最後に軽く塗ると良いでしょう。
化粧水の水分を乳液で閉じ込めるといったイメージです。ただし、男性はもともと皮脂量の分泌が激しい方や、発汗作用が強い方が多いので乳液の使用は出来るだけ少量のみにしたほうがよいでしょう。
そして発汗が多いTゾーンはできるだけ避けて塗るのが理想的。
おでこから鼻にかけての部分は毛穴が大きく汗をかきやすい部分です。
脂性の方は、とろみのある乳液よりもヒアルロン酸やコラーゲンが多く配合された乳液を選べば、よりさっぱりとした使い心地で化粧水に近い感覚で使用することができるでしょう。
[画像引用元:gettyimages]