薄毛改善3ヶ月はホント!?3ヶ月で薄毛が回復する理由は?
2014.11.21 | ヘアケア
薄毛改善には長期の期間を必要とします。
育毛剤の説明書には3ヶ月などと記載がありますが、実際は1年以上かかるケースが多いです。
果たして薄毛改善には、どのぐらいの期間が平均的といえるのでしょうか。
3ヶ月で薄毛改善は嘘!?
どの育毛剤の説明書を見ても、テンプレート化されたかのように「3ヶ月で効果が出る」と、書いてあるものが多いです。
しかし、実際は3ヶ月で効果が出る人の方が少ないでしょう。
信頼できるデータとしては、ミノキシジルを配合した育毛剤を販売している大正製薬の臨床試験では、12週間後の約3ヶ月後でようやく6割の人が軽度の改善が見られたと回答しています。軽度の改善ということは、髪の毛がふさふさになったというわけではありません。
あくまでも抜け毛抑制効果が見られたり、ちょっと髪の毛が増えたような感じになってきたという程度も含まれています。
つまり、3ヶ月で改善されるわけではなく、3ヶ月後にようやく何らかの頭皮に良い影響が出始めるといった状態になるのが現状です。
現実的に薄毛改善はまだまだ先の話です。
薄毛改善は3ヶ月経ってようやくスタートライン!
育毛剤を使用して3ヶ月経ってようやく何らかの髪の毛の変化が見えてきてもまだまだ引き続き、育毛剤を使用することが必要です。
臨床試験の結果では、3ヶ月以降の結果も出ていて、6ヶ月後に当たる24週間後では、軽度改善の人が41.7%、中等度改善の人が47.9%、著名改善の人が2.1%となっています。
この結果、半年使用すれば個人差はあれど、効果が出てくるというのは確かな情報です。
明らかに効果が出たという割合は中等度改善以上となりますので、計算では、「半年、育毛剤を使えば2人に1人が薄毛改善効果が出てくる」、という計算になります。
育毛剤は3ヶ月で判断しないこと!
この検証結果からもわかるように、長期の使用になればなるほど改善度合いが高まるということがわかります。
半年使っても2人に1人はあまり改善されないということも言えるので、3ヶ月ではまだまだその育毛剤の効果を語るには早すぎます。
最低、半年は使用してから、その育毛剤について判断すべきでしょう。
育毛剤を使用することによる人体への悪影響は、医薬部外品であれば無いといわれています。
お金がかかるのが多少、懐が痛いところですが、あとはマイナス要素は一切ないので、根気さえあれば誰にでも薄毛改善の可能性があるということです。
[画像引用元:gettyimages]