資生堂『スーパーマイルド』は名前負けしてる!?子供のことを想う男性にはオススメ出来ない“ノンシリコンシャンプー”

2014.12.18 | ヘアケア

“パパフロ”を応援するスーパーマイルド

“パパフロ”=「父子入浴」


「あと何回、子どもといっしょに

おフロに入れるだろう。」


というキャッチコピーで、
お父さんと子どもが一緒にお風呂に入っての触れ合いを
応援している資生堂のスーパーマイルド。

なかなか心温まりますね♪

1回に20分以上「パパフロ」している子どもは、
礼儀正しい・思いやりがある・友達が多いとの調査結果も!

<参考>
http://www.shiseido.co.jp/sm/papafuro/pdf/press_release1.pdf


パパフロしている男性に対して、
子どもの約7割が父親に隠し事がない
82.4%の妻が夫のことを“存在感がある”と答えているそうです。

<参考>
http://www.shiseido.co.jp/sm/papafuro/pdf/press_release3.pdf


これは“パパフロ”するべきですね!!

 

「スーパーマイルド」の特徴

1988年に初代・スーパーマイルドが誕生しました。
そして、2011年に12代目が登場し、2014年12月現在も販売中です。

容器にもこだわっています。
サトウキビ由来のプラスチック容器を採用し、環境に配慮しています。


<メリット>

・純国産オーガニックハーブ配合のエッセンスで髪に栄養を与え、
 なめらかでサラサラの髪にするようです。
・弱酸性なので、肌に優しいです。
・優しく洗い上げるAMTという洗浄成分配合。
・「グリーンフローラルの香り」で清々しい気分に。
・ノンシリコーン処方


<「スーパーマイルド」ラインナップ>

※Amazonの税込価格を参考にしました。(2014年12月18日現在、セール価格は除外)

・レギュラーサイズ(220ml)
  シャンプー:¥307
  コンディショナー:¥307


・ジャンボサイズ(600ml)
  シャンプー:¥717
  コンディショナー:¥717 


・詰め替え用(400ml)
  シャンプー:¥409
  コンディショナー:¥410 


・ヘア&スカルプマスク(200g):¥923

 

資生堂「スーパーマイルド」公式サイト
http://www.shiseido.co.jp/sm/index.html

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これは危険…!配合成分

まずは「スーパーマイルド シャンプー」全成分紹介

水、ココイルメチルタウリンタウリンNa、ラウレス硫酸Na、コカミドプロピルベタイン、ラウリン酸PEG-2、ジステアリン酸グルコール、塩化Na、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、ポリクオタニウム-10、カミツレ花エキス、ローズマリーエキス、DPG、ソルビトール、クエン酸、EDTA-2Na、BG、安息香酸Na、フェノキシエタノール、香料


↓これが厄介…危険性がある成分↓

ラウレス硫酸Na

陰イオンの界面活性剤です。
洗浄剤や気泡剤、乳化剤などとして利用されています。

非常に脱脂力が強く安価なため、低価格なシャンプーに良く利用されます。
脱脂力が強いので、頭皮を傷めてバリア機能が損なわれる可能性が高いです。


後述する「コイルメチルタウリンNa」は低刺激な洗浄剤ですが、
スーパーマイルドはラウレス硫酸Naよりも配合量が多いのがなかなかの好印象です。

ラウレス硫酸Naが入っていなくてこの価格なら、絶対に買いでしょう。
惜しいところです…


ラウリン酸PEG-2

乳化剤として使われています。
高分子化合物であるポリエーテルと
ココナッツやヤシ油から抽出される酸を組み合わせた合成界面活性剤です。

安全性は不明のようです。


安息香酸Na

保存剤や防腐剤、静菌作用として使用されています。
皮膚や粘膜(目・鼻・のど)に刺激があるようです。

アレルギーを起こしたり、染色体異常の報告があったりします。
アトピーの人は特に気をつけた方がよさそうです。


フェノキシエタノール

防腐剤で有名な「パラベン」の代わりに配合されます。
しかし、「エタノール」の仲間なので、
頭皮に炎症を起こさせる可能性が高い成分です。


香料

頭皮に刺激を与え、炎症を起こす可能性があります。
企業秘密として、香料の詳細な中身は普通公開されることはありません。

 

これは好印象!な成分

コイルメチルタウリンNa

「ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム」とも呼ばれます。
アニオン界面活性剤で、アミノ酸に似た性質を持っています。
アミノ酸に似ているため、低刺激で安全性が高いです。

洗浄力が強すぎず泡立ちも良く、高価な洗浄剤です。


コカミドプロピルベタイン

コカミドとはヤシ油脂肪酸のことで、ヤシ油を酵素分解した時に得られます。
ベタインとは、サトウダイコンから得られる天然由来成分です。
コカミドプロピルベタインは、この二つが結合したものです。

洗浄力は弱いですが、過度に脱脂力があるよりはいいでしょう。

コンディショニング効果もあるので、
コンディショナーやリンス、赤ん坊用のシャンプーにも使われています。


ジステリアン酸グリコール

製品を乳濁状にするために配合されます。
湿度に強く、刺激性はありません
 

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まとめ

価格が安めシャンプーの中では低刺激ですが、
やはり洗浄力は高いのが気になります…

低価格で“ノンシリコン”が欲しい!
という方にはいいかもしれません。


良い成分もかなり入っているのですが、危険性がある成分も配合されているため、
安いからとりあえず買っておこう的なシャンプーです。

お子さんとご自分の髪の将来を心配するお父さんなら、
もう少しお金を出して、もっと良質なシャンプーを選ぶべきだと思います。


パパフロ”は良い取り組みだと思います!笑

 

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