湿気で髪がうねる・爆発するのは◯◯が原因!?男の湿気対策で防げ!!
2014.06.11 | ヘアトリートメント
梅雨の季節、特にくせ毛の方は髪の悩みが発生する人が多いはず…。
そう、湿気による髪のうねりや爆発!
しっかりセットしても、段々とクセが出てきてしまってげんなり…なんて事もありますよね。
でもそれ、ちゃんと対策すればある程度防げるんです!
今日はそんな男の髪の湿気対策についてご紹介します!
そもそも湿気で髪が広がる原因は?
実は湿気で髪がうねったり爆発したりするのは、髪のダメージが原因!
髪が傷み、キューティクルがはがれている部分から水分が侵入すると、髪が広がってしまうのです。
傷んだ部分から侵入した水分はキューティクルの内側にある「コルテックス」という毛皮質(繊維上につながったタンパク質)に溜め込まれ、その部分が膨張して髪がうねりを起こすのです。
結果、毛髪1本1本が異なる形状にうねるため、髪全体が広がってしまいます。
また、梅雨の時にパサついて見えることもありますが、これも髪表面がランダムに水分を含み、光を綺麗に反射してくれないからなんです。
それでは具体的にどういう対策が必要なのかを見ていきます!
ブラッシングで水分を広げる
そんな事でいいの?と思われるかもしれませんが、実はブラッシングは意外と効果的なんです。
上で説明した通り、髪の広がりは水分が一部に溜め込まれてしまうことが原因。
ブラッシングをすると、髪全体に均等に水分が吸収され、髪の広がりを抑えることができるんです。
ただし、ブラシは目の粗いものを利用しましょう。
細かいものを使うと摩擦が激しく、かえって髪を傷めてしまう原因になります。
目の粗いもので、ゆっくり優しくブラッシングして下さい。
また、ブラッシングは髪の汚れを落としたり、頭皮の結構を良くしたりと髪にとって様々なメリットがあります!
ドライヤーは冷風も使う
キューティクルは温めると開き、冷やすと閉じる性質を持っています。
その性質を利用し、髪を冷やすことでキューティクルを揃え、うねりを抑えることができます!
やり方は簡単!
入浴後、ドライヤーで8割り程度髪を乾かし、その後冷風で1分ほど冷たい風を当てるだけ。
冷風を当てながら、根本から毛先に向かって手グシで整えてあげるとさらに効果的です。
また、外出する前にも冷風でブローをするようにしましょう。
髪の毛1本1本を乾燥させるような気持ちでやると良いです!
後述にて、さらに詳しい乾かし方を紹介します!
トリートメントで整える
特に長めの髪の人にはトリートメントが有効!
伸びた髪は長い年月、紫外線や乾燥にさらされてダメージを受けています。
ダメージを予防するには、リンスやコンディショナー、トリートメントで毛髪の外側に皮膜を作ることが大切です。
おすすめは洗い流さないタイプのトリートメント(アウトバストリートメント)。
シャンプー後に軽くタオルドライをし、毛先からつけます。
普通のトリートメント同様、なるべく頭皮につけないように使用するようにしましょう。
ちなみに、アウトバストリートメントにはオイルタイプ・ミルクタイプ・ウォータータイプなど様々なものがありますが、湿気対策にはミルクタイプがおすすめです。
髪に程よく水分を与え、その水分を逃さずまとまりのある状態をキープできます!
逆にペタッとしてしまう方にはウォータータイプの方が使いやすいです!
湿気による髪のうねり・爆発対策!ブローの方法
今回は、シャンプー後の湿気対策ブローについてご紹介します!
ぜひブックマークして、ブローする時に役立てて下さい!
<用意するもの>
・ドライヤー
・ブラシ(ロングの場合はカールブラシがおすすめ)
・トリートメント剤
<1>濡れた状態から半乾きへ
まず、半乾き状態までドライヤーで乾かします。
・高めの温度で短時間。根本までしっかりと乾かして下さい。
・同じ場所に長時間あてないように注意が必要。
<2>トリートメント剤をつける
半乾きの状態でトリートメント剤をつけます。
・内側から満遍なくつけて下さい。ただし、つけすぎには注意!
<3>7〜8割り程度乾かしてブロー
ドライヤーを15センチほど離し、髪を持ち上げて根本から乾かします。
7〜8割り程度乾いてきたら、ブラシを使いながら冷風でブローの仕上げをします。
※髪はドライヤーの熱が冷めたときの形状を維持します。
・ストレートにする場合は、髪の根元からゆっくりとブラシでとかし、ドライヤーはブラシを追いかけるように熱を与えます。
・ブラシは毛先付近で止め、髪が冷めるのを待ちます。
・髪が覚めたら、ブラシを毛先側へと移動して外して下さい。
湿気による髪のうねり・爆発対策まとめ
・湿気で髪が広がる原因は髪(キューティクル)の傷み。
・ブラッシングを適度に行うことで広がりを抑えることができる。
・ドライヤーは冷風を利用してキューティクルを閉じる。
・トリートメントでキューティクルを整える。
・湿気対策ブローでうねり・爆発を防ぐ。
ストレートパーマや矯正をするのもひとつの手ではありますが、上手くいかないとかえって髪を傷める原因となります。
髪・頭皮の事を考えるなら、今回ご紹介した方法を一度試してみて下さい!
→ 抜け毛予防!シャンプーとリンス・コンディショナーの正しいやり方!!