「しっとり感」に気をつけろ!!洗顔フォームの恐怖
2014.08.06 | フェイスケア
男性は石鹸よりも洗顔フォームを選ぶことが多いかと思います。
チューブ型で使いやすいし、パッケージも男性用にデザインされているものが多いです。
ですが、その洗顔フォームは本当に安全ですか?
市販のものでも危険な成分が入ったものがあったりします。
今回はその洗顔フォームの恐ろしさを見ていきたいと思います。
洗顔フォームの何が悪いのか?
シャンプーにこだわっていたり、育毛をしている方は聞いたことがあると思いますが、
洗顔フォームには多くの場合「石油系合成界面活性剤」が含まれているのです。
石油系合成界面活性剤は洗浄力がとても強く、人体では耐えきれません。
これは食器用洗剤にも使われている成分。
食器用洗剤は、食器のひどい油汚れも簡単に落としてしまいますよね?
それと同じことがあなたの顔で起こっているのです!!!
使えば使うほど「肌がボロボロ」になってしまいます。
石油系合成界面活性剤の危険性はこちらの記事に詳しく書かれていますので読んでみてください!
→メンズシャンプーが危険!?ハゲたくなければシャンプーを捨てろ!
「界面活性剤」自体が悪いわけではない!!
石油系合成界面活性剤が悪いと書きましたが、「界面活性剤」自体は悪いものではありません。
たいていの洗顔フォームや石鹸、ボディソープは、何かしらの界面活性剤を使っています。
主に界面活性剤は2つに分けられます。
≪石油系合成界面活性剤≫か≪天然系合成界面活性剤≫です。
この2つの内から、さらに≪合成界面活性剤≫か≪天然界面活性剤≫かに分けられます。
分かりやすく表にすると、
天然成分 |
カゼイン、レシチン、サポニンなど |
天然界面活性剤 |
天然系 合成界面活性剤 |
ラウリン酸Na など |
合成界面活性剤 |
||
脂肪酸エステル系 |
ショ糖脂肪酸エステル など |
||
アミノ酸系 |
アシルグルタミン酸、 ラウロイルメチルアラニン酸 など |
||
高級アルコール系 |
ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酢酸 など |
石油系 合成界面活性剤 |
|
石油系 |
直鎖アルキルベンゼンスルホン酸Na など |
この表をみると、石鹸系、脂肪酸エステル系、アミノ酸系は「合成界面活性剤」です。
しかし、これらは肌に優しいんです。
問題なのは下の2つ!!
何度も悪い悪いと言っている石油系合成界面活性剤です。
なぜこれを使っている商品が多いのかというと、単純に安いからです。
この表でも、上のものほど値段が高くなる傾向があります。
洗顔フォームの”しっとり感”に気をつけろ!!
「肌がボロボロになるなんて言ってたけど、洗い上がりはしっとりして気持ちいいから、嘘でしょ?」
と思っている方もいるかもしれません。
しかし、それこそが罠!!
洗浄力が強すぎる石油系の洗顔フォームで洗顔した後に、しっとり感なんか残るはずないのです!!
肌に必要な分の油分も、セラミド(保湿成分)もゴッソリと落として、皮膚の層に隙間をたくさん作ってしまうのに…。
そんな状態で何故しっとり感があるのか?
それは、空いた隙間に無理矢理人工の保湿成分を押し込んでいるからです。
「実はボロボロなのに人工的にしっとりさせ誤魔化している」状態なのです。
そもそも、洗顔の目的は「顔の汚れを落とすこと」です。
肌にダメージを与える事でも、しっとり感を得るためでもありません。
しっとり感が欲しいのなら、洗顔後に美容液などでケアするようにしましょう。
→実は逆効果!?男性も学ぶべき化粧水の正しい使い方でメンズスキンケアを!
また、「さっぱり系」「スゴ落ち!!」みたいな謳い文句も怪しいと言わざるを得ません。
洗顔は普通さっぱりするものです。水でさえさっぱりしますよね?
わざわざ言うという事は洗浄力が強い=肌に悪いと思っても良いでしょう。
まとめ
・高級アルコール系、石油系の洗顔フォームは使うな!
・「界面活性剤」とひとくくりに悪者にしてはいけない!
・天然成分はもちろん、石鹸系、脂肪酸エステル系、アミノ酸系も肌に良い
・「しっとり系」「さっぱり系」は買うな!!
・とにかく「優しい洗顔料」を選べ!!
こちらは高品質でおすすめの洗顔料をまとめていますので是非参考にしてください!!
また、どれだけ質の良い洗顔フォームを使用していても、洗い方ひとつで肌の状態は悪化!
良い洗顔を、正しく使ってあげることで本当に肌トラブルを防ぐことができるんです。