過ごしやすい秋こそ要注意!?肌の潤いを保つタメに最も重要な「保湿」のコツって?
2014.10.15 | フェイスケア
秋も深まり、虫の声が夜毎にしげくこの頃。
寝苦しく蒸し暑い日々も落ち着き、過ごしやすい季節となりました。
しかし!この時期は過ごしやすい反面、実はお肌のトラブルに見舞われやすい季節。
紫外線にさらされる機会の多い夏が終わったとはいえ、空気が乾燥し始める秋頃は、夏とは違い湿度が低くなり、肌が乾燥しやすくなります。全ての肌トラブルの元となる乾燥は、お肌の大敵です。
特に女性より保湿を怠りやすい男性は、この時期だからこそのケアを心がけましょう!
肌を乾燥させない!男性の保湿テクニック
保湿に置いて重要な事は「水分を保持させる」という観念です。
表面だけに水分を与えても、保持させなければ意味がありません。
保持させなければ、いくら化粧水をたっぷり使っても、コンクリートの地面に打ち水をしてもすぐ乾いてしまうのと同じで、蒸発する水分の量を増やすだけです。
肌に与えた水分の蒸発を防ぐため、まずは肌の潤いがどうやって保たれているかを見てみましょう。
肌の潤いは3つの保湿因子で保たれている
肌は「表皮」「真皮」「皮下組織」この3層構造で成り立っています。
一番外側にある「表皮」のさらに一番外側に、0.02㎜という薄さの「角質層」というものが存在します。
この角質層に存在する、
「皮脂」
「天然保湿因子」
「細胞間脂質」
この3つの保湿因子によって、肌は潤いを保ちます。
肌のうるおいの8割は細胞間脂質?
3つの保湿因子がどういった割合で肌の潤いに貢献しているかというと、
皮脂2%、天然保湿因子18%、細胞間脂質が80%といった数字になります。
よって、保湿割合が圧倒的な細胞間脂質を守ることが、保湿において最も効果的と言えます。
細胞間脂質を守るって言ってもどうするの?
「細胞間脂質」といってしまうと馴染みのない言葉ですが、「セラミド」と言えばピンと来る方も大勢いるのではないでしょうか?
そうです!
「細胞間脂質を守る」ということは、細胞間脂質の主成分である「セラミドを補う」と同義なのです。洗顔後にはセラミドを補うようにするという保湿ケアが肌の潤いを保つためには欠かせません。
ポイントを抑えた保湿・洗顔を意識し、乾燥の季節を乗り切りましょう!
【画像参照元:gettyimages】