女性と男性のスキンケア、何が違うの?男性は男性のスキンケアを!
2014.10.29 | フェイスケア
女性と男性のスキンケア、何が違うの?という所でまず男性の肌の特徴から考えていきましょう。
男性の肌は皮脂が多い、厚みがある、髭があるという所と女性と比べ日焼け止めを仕様する人が少ないことから紫外線にさらされている時間も多くなります。
皮脂が多いとベタつきや臭いの原因にもなります。
なぜ皮脂が多いのでしょうか?少し考えてみましょう。
皮脂が多い理由
皮脂を出す皮脂腺というのは男性ホルモンの影響をうけやすくよく発達します。
そのせいで男性は皮脂が多いのですね。
さらに男性は髭を剃ることで皮膚にダメージを与え肌のバリア機能である角質層を毎日傷つけています。
バリア機能が壊されると乾燥しやすい皮膚になってしまうのです。
水分が足りずダメージを与え続けることで肌に厚みがでてきます。
怪我した所の皮膚が厚くなっていくのと同じ仕組みです。
以上のことを考えると男性の肌は「乾燥している」ということなのです。
では、効果的なスキンケアの方法をお伝えしていきます。
1.洗顔
「皮脂が多いから洗浄力の強い洗顔料を使う。」というのは間違いで洗浄力はマイルドな物を選びましょう。
何を使えばいいかわからない時は男性用ではなく女性用のものを選んでください。
皮脂の多い男性はまずぬるま湯で素洗いを数回行います。
お湯で油分を落としておくことで洗顔料の洗浄力を落とさず洗顔することができます。
洗顔料を手に出して泡立てていきます。
まず額、鼻から洗っていきます、その後頬、口周り、フェイスラインなど全体を洗っていきますがゴシゴシこするのではなく指先をくるくる回すようなめらかに洗っていきます。
大量のお湯で洗い流し石鹸残りがないように、清潔なタオルでポンポンと軽く拭きとって洗顔は終了です。
どんなに物足りなくても洗顔料を使った洗顔は1度には1回まで!!
2.保湿
お風呂からあがったら一番に化粧水をつけましょう。
時間が経つとともに水分は蒸発していってしまうのです。
化粧水は手の平に500円硬化の大きさほど出し顔につけていきますが、つけたら浸透させることが重要なのです。
つけただけでは浸透しません!手をこすり合わせ温めたら手を両頬にあてるようにして温めます。
頬が終われば額と口下というふうに手の平で化粧水を押し込んでいくのです。
ケアを始めたばかりで乾燥が強い場合はこの手順を2,3度繰り返します。
3.水分を逃さない
せっかく化粧水で保湿したのに蒸発してしまっては意味がありません。
化粧水の後には油性のクリームをつけてください。
ラップをするように水分を閉じ込めて逃さないようにするのです。
薬局で売っている何でも構いません、顔用と書かれていれば大丈夫です。
それでもわからない!という方はニベアでも買っておいてください。
ただ!クリームの使いすぎは禁物、1回に使う量は本当に少し。
CMのように塗りたくってはいけません、使用説明書があればそれに従ってください。
ニベアであれば・・・小指の爪の半分ほどの量でOKです。
1度その量で使用してみて多いようであればさらに減らしてください。
まとめ
男性の肌は女性よりデリケートな状態なのに化粧水は浸透しにくい肌になっています。
使用する化粧品、わからなければまずは「敏感肌用」という表示があるものを選んでください、トラブルが少ないです。
これから寒くなっていくと乾燥がますます強くなっていくので早めのお手入れをお勧めします。
あと、実はアレルギーがある方(食べ物を除く)の皮膚状態を整えると症状が改善することがわかっているんですよ?
花粉症やハウスダストのアレルギーに効果大なのでそちらも期待してスキンケア初めてみてはいかがでしょうか。
[画像引用元:gettyimages]