ニキビ跡を治すための4つの方法
2013.10.16 | フェイスケア
一度出来るとなかなか治りにくい、悩ましい「ニキビ跡」。
ニキビ跡が残ってしまうと、肌に自信が持てませんよね。
そこで今回はニキビ跡を治す方法についてお伝えします。
ニキビ跡を治すには 自力でなんとかする方法、専門医に診てもらう方法など幅広くありますが、
ここでは自分でできるニキビ跡の消し方に焦点を当てていきます。
あなたはニキビ跡ができやすい?
あなたは以下の項目、いくつ当てはまりますか?
・ニキビができるとつい触ってしまう
・ニキビを消すためにゴシゴシと顔を洗っている
・顔を洗う前に手を洗っていない
・1日に2回以上顔を洗う
・化粧水を使っていない
・肌に合わないスキンケア品を使っている
・刺激の強いスキンケア品を使っている
・脂っこい食べ物が好き
・枕カバーをこまめに洗っていない
いかがですか?
当てはまる項目が多ければ多いほど危険信号。
ニキビ跡ができやすいということになります。
ニキビ跡って何?
ニキビ跡とは、簡単に言うと 肌に出来た炎症、傷、または色素沈着によるシミのこと。
ニキビ跡の程度にもよりますが、治すには半年~1年は見た方がよく、
ある程度の時間がかかってしまうのがニキビ跡の厄介なところです。
症状がひどくなるほど治すのが難しく、治療も長期になります。
なるべく早めにケアすることがポイントです!
ニキビ跡の原因
ニキビ跡が出来る原因として最も多いのが、
ニキビをいじったり、自分でつぶしてしまうパターンです。
洗顔時にニキビをゴシゴシとこすったり、紫外線に当たったりすると
刺激を受けてニキビ跡になっていくケースもあります。
ニキビを跡に残さないために、ニキビに刺激を与えないようにすることが大切です。
洗顔、保湿などの際はこすらないように注意しましょう。
また顔に触れる時は清潔な手で。
シーツや枕など、顔に触れるものは常に清潔な状態にするように心がけましょう。
炎症した状態を長期間放っておくと、
どんどん治りにくくなってしまうので注意が必要です。
→ ニキビ&にきび跡倍増!?絶対にしてはいけないニキビの原因
ニキビ跡の種類
ニキビ跡には大きく分けて3種類あり、「ニキビが炎症を起こして赤みが残るタイプ」、
「色素沈着してシミになっているタイプ」、「でこぼことクレーター状になるタイプ」があります。
赤く残るタイプ
赤く残ってしまったタイプのニキビ跡は、比較的軽症で、初期症状のニキビ跡。
セルフケアで治ることが多いです。
このタイプは肌に炎症が残っていて赤くなっている場合と、
炎症した皮膚の周辺が鬱血して赤くなっている場合があります。
この赤く残るタイプのニキビ跡は、肌の新陳代謝を促進することが最も効果的です。
ピーリング効果のあるスキンケア品を使用するようにしましょう。
薄くシミのように色素沈着するタイプ
色素沈着タイプのニキビ跡には紫色のものと茶色のものがあります。
それぞれ、原因が異なります。
●紫糸の色素沈着
紫色の色素沈着はニキビが炎症を起こしたときにニキビ周辺の毛細血管が鬱血することにより起こります。
このタイプは赤く残るタイプのニキビ跡同様、
肌の新陳代謝を正常にすることによって治すことが出来ます。
●茶色の色素沈着
ニキビが茶色に色素沈着して残るタイプは、シミと言われる状態です。
肌の炎症がメラニンを大量に発生させることが原因で起こります。
この場合、適切な処置をせず放置しておくと二度と消えなくなってしまうこともあり、注意が必要です。
ニキビがシミのようになってきたと感じたら、早めにピーリング効果のあるスキンケア品を使用します。
また、紫外線を浴びないようにすることもメラニン生成を防ぐために大変重要です。
しかし茶色の色素沈着は、状態が悪化してからでは自力で治すことが難しいです。
でこぼこのクレーターが残るタイプ
ニキビ跡というと思い起こされる代表的なものがこのタイプと言えるかもしれません。
ニキビがでこぼことした跡になってしまうタイプです。
このタイプは自力で治すには最も難しく、時間もかかります。
目立たなくなるのになんと数年かかることもあるのです。
肌のでこぼこはコラーゲン組成が破壊されている状態なので、
肌に弾力を出すコラーゲンやビタミンCを含むスキンケア品を使用したり
新陳代謝を促進するピーリング効果のあるスキンケア品を使用するのが良いです。
でこぼこが浅い場合は時間はかかりますが上記の対策によって自分で治すことが可能です。
しかし、ニキビ跡を放置しすぎた場合や
でこぼこがかなり深くなっている場合、自分で治療することが不可能であることもあります。
ニキビ跡を治す方法
●新陳代謝
ニキビ跡を消すには、肌の新陳代謝を正常にすることが欠かせません。
ニキビ跡は肌の炎症、傷と同じなので古い角質を落とし、肌を再生させることで
ニキビ跡は次第に目立たなくなっていきます。
ピーリングによって新陳代謝を促すことも効果的です。
●ビタミンC
ビタミンCは肌に弾力を与えるコラーゲンの生成を促進する効果があります。
これによりでこぼこになった肌の修復がなされます。
ビタミンCは皮脂の分泌を抑制し、メラニンの分泌を正常にします。
ビタミンCはこの他、新たなニキビを予防する効果、美白効果も期待できます。
●保湿
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保湿する目的は肌を柔らかくすることです。
いくらニキビ跡に効果のあるスキンケア用品を使用しても、
肌に浸透しなければ意味はありません。
保湿することで角質が柔らかくなり、肌が柔軟な状態になるので
スキンケア用品は浸透しやすく、スキンケアの効果が上がります。
保湿をするためには、洗顔のあとに化粧水をつけることが効果的です。
→ 実は逆効果!?男性も学ぶべき化粧水の正しい使い方でメンズスキンケアを!
●紫外線対策をする
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ニキビ跡が紫外線にあたると色素沈着を起こしてシミになることがあります。
色素沈着型のニキビ跡は特に、紫外線に当たると跡が消えにくくなるので
紫外線対策もまた大切なニキビ跡対策です。
→ 日焼け止めは男性にも必要!紫外線対策&情報、おすすめ日焼け止めランキングで効果的に肌を守る!
まとめ
●ニキビ跡をつくらないため
ニキビ跡を予防するために最も大事なことはニキビを触らないことです。
また、ニキビをつぶすのもいけません。
●ニキビ跡が出来てしまったら
新陳代謝を整える事が大事です。
また保湿をしっかりし、炎症を沈静化する作用のあるビタミンC、コラーゲンを含む
スキンケア品を使用すると良いでしょう。
ニキビ跡は治すのに半年~1年ほどと時間がかかり、
長い人では数年かかることもあります。
ニキビ跡に気づいたら、できるだけ早めに対策することがとても大事です。
早ければ早いほど症状も軽度なので治りも早くなります.